ダフテールとは日本語では『アリ溝』ですが、ワークにあらかじめ45°のアリ溝と位置決め用の加工を施すことで、バイス寸法よりも大きいワークをクランプできます。また5面だけでなく、アンダーカットを含めた6面加工を実現する治具です。予めワークに前加工を施せば、あとはワークをダフテール治具に固定して、ネジを締めるだけ。台座には傾斜がついておりテーブルを傾けて、工具を短い突き出しで加工ができます。精度よくワンチャッキングで6面の加工が可能です。このダフテール治具を使えば、例えば小型ワークを12個一度に加工することも可能です。