クロス穴バリ取り
ORBITOOL

J.W.Done社

クロス穴 楕円穴専用バリ取りツール

J.W.Done社の ORBI TOOL はクロス穴および楕円穴の専用バリ取りツールです。
製品の特長、加工手順、製品ラインナップをご紹介します。

特徴

●簡単なセットアップとプログラムで使用可能です。
●例えばφ2mmとφ2.5mmがクロスしている穴のように、異径のバリ取りもできます。
●二次的なバリの発生がなく、保護ディスクにより、内面に傷がつくことはありません。
●クロス横穴角度90°はもちろん60°、45°、30°迄裏バリ取りができます。
●油圧マニホールド、継手、エルボ、カムシャフト、コンロッド、大型の採油設備部品のバリ取りに有効です
●穴径Φ2~のバリ取りが出来ます。

ORBI TOOL 加工手順

①加工穴の中心軸に位置決めし、ツールを交差部付近の深さまで下ろす。
②ツールを穴壁に移動する。((穴径 - ツールシャフト径) ÷ 2 - 0.05mm です。)
例:Φ8のバリ取りをNo.16000 で行う時 (8 - 1.55) ÷ 2 - 0.05 = 3.175mm
③ツール回転とヘリカル回転を行う。
 ★ツール回転数 機械加工:2000 - 12000rpm(突き出し量次第)
         電動工具:3000 - 12000rpm
 ★送り:0.05mm - 0.4mm ヘリカル回転
④ツールの先端が交差部に到着すると同時に、超硬カッターがエッジに触れ
 バリ取り加工を行います。
⑤カッターの表面部全体が交差部を通過した時にツール回転を止めます。
⑥ツールを穴の中心に戻し引き抜く

注意:数回トライアルを行い用条件を探してください。
  :マニュアルでの加工の場合は電動のハンドツールをご使用下さい。

寸法表