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メールマガジン:3/15(火)配信内容のご紹介

「2022国際ロボット展」見学レポート

NKワークスでは製品に関するメールマガジンを毎月・隔週にて配信しております。

3/15(火)配信の内容をこちらにてご紹介いたします!

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いつもお世話になっております。NKワークス株式会社 でございます。
先週東京では「2022国際ロボット展」が開催されました。「加工現場に
投入されるロボット」という目線で見学してきました!!

今後の加工現場の自動化に役立つかもしれません。是非ご一読下さい!!

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目次

・ 2022国際ロボット展概要と見学のねらい
・ロボットがバリ取り・研磨・切削をする!!
・ロボットが工作機械を操作する!!
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★★★ 2022国際ロボット展概要と見学のねらい★★★
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「国際ロボット展」は2年に一度開催される「世界最大規模のロボット専門展」
です。会期中は国内外から最先端のロボットが展示されるほか、ロボットに
関わる高度な技術が一堂に展示されます。

近年はロボットメーカーだけにとどまらず、ロボットSIer:システムインテ
グレーター企業の出展も盛んになりました。というのも JIMTOF や MECTの
ような元来は工作機械の展示会であっても「自動化」提案として加工機と
ロボットを組合わせる場合そのシステム構築にSIerは欠かせないからです。

今回当社は「日本の金属加工の大半を占める中小町工場へ将来投入されて
自動化を実現するのはどのようなロボットと周辺機器か?」をテーマとして
出展企業各社のブースを回ってきました。すると大きく別けて「ロボットが
ワークを加工する」提案と「ロボットが工作機械を操作する」提案があると
感じました。それぞれの事例をご紹介します。

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●★▲ ロボットがバリ取り・研磨・切削をする!! ●★▲
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現在はバリ取りと研磨は経験のある作業者が行い、切削は工作機械の主軸に
組付けた刃具で行うのが一般的ですよね。今回のロボット展ではそれらを
ロボットで自動化させる展示が複数見られました。「ロボット=搬送」と
いうイメージが強いですがロボットと周辺機器の組み合わせ次第では加工
作業への投入が可能になります。

例えば夜間にロボットが「ワークのバリ取り、研磨、搬送を1台で実現させ
る」には何が必要でしょうか?ロボットの手先を交換する必要がありますよ
ね?それに必要不可欠なのが「ツールチェンジャー」です。これを使えば
作業に合わせた手先をロボットが都度交換し1台で複数の作業をすることが
できます。作業の流れはこのような感じです。

①搬送用ハンドを搭載しワークを作業台に設置
②手先にカメラを搭載しバリ取り箇所を認識
③バリ取りツールを手先に搭載しバリ取り作業
④バリ取りツールから研磨用ツールに手先を交換
⑤研磨作業後搬送用ハンドでストック棚へ移動

研磨など繊細な作業には、6軸力覚センサーを手首に追加することでより
精度の高い作業が可能になるなど、組み合わせは目的次第です!!

当社blogはコチラ
https://nk-works.co.jp/blog/article.html?page=94
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●★● ロボットが工作機械を操作する!! ●★●
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作業現場の自動化を実現させるためには、既に導入済みの加工機をどうやっ
てシンプルに自動化させるかがポイントではないでしょうか?

既存の加工機にロボットや周辺機器を追加することで自動化を提案している
展示がありました。すでに稼働している加工機でも対象のNCを搭載していれ
ばロボットユニットを追加で設置が可能。加工機内の加工済みワークの取り
外しと未加工ワークの取り付けだけでなく、ドアを開閉したり操作盤のボタ
ンを押すことまでロボットが1台で行っていました。

他ではバラ積みのワークをビジョンシステムで認識し、ロボットが確実に
把握できる箇所を割り出して把握後加工機内のチャックから加工済みワーク
の取り出しと未加工ワークの搭載を行っている展示もありました。

数年前までは可搬重量や速度など作業性に課題があった「協働ロボット」は
導入実績が増えたことで、より実際の作業現場に沿った提案が多数見られま
した。各ロボットメーカーから最大可搬重量が20kgを超える仕様が続々と
投入され、周辺機器も充実したことで、昼間はヒトと協働作業をし夜間
は自動で黙々と作業をするという協働ロボット最大の強みがいよいよ発揮
される予感を感じる展示会でした。

当社公式ツイッターでは写真/動画で各社の事例を掲載中!
https://twitter.com/NKworks_
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